2012年08月17日
おもてなしの島,与論
8月12・13日,与論島を訪れました。
私たちの目的は,現在進めているジオパーク構想の中で与論島との連携を図ること。つまり,与論の方々に沖縄のジオパーク活動を紹介し,地球科学的に共通点の多い与論島も「仲間」として一緒に活動を進めていきたいという気持ちを伝えにいったのです。
「地球科学的に共通点の多い」だけでなく,与論と沖縄島北部では,方言も非常に似ています。三山時代の与論島は,今帰仁グスクを拠点に沖縄島北部を支配していた「北山」の勢力下にあり,歴史的,文化的な繋がりも強いのです。また,沖縄の本土復帰以前は,国境の島として沖縄島最北端の辺戸と様々な交流を行っていました。

与論グスクから沖縄島を望む(島の右端が辺戸岳のカルスト地形)
与論島ではちょうど「ヨロンサンゴ祭り」が開催されており,盛大な花火が我々を迎えてくれました。

事前にアポを取っていた与論町役場を訪れたところ,偶然,地元で観光ガイドを行っている方にお会いする機会に恵まれ,1時間という短い時間の中で濃密な意見交換を行いました。そして,より多くの方にジオパーク活動を紹介してほしいとのことで,16・17日に再び与論島を訪れることになりました。16日夜には,役場や観光協会,地元のガイド関係者など十数名の方々にお集まりいただき,説明会&意見交換会を行いました。

ここでは,初めて聞くであろう「ジオパーク」への積極的な姿勢,さらに「ジオ」そのものへの関心の高さを感じることができ,前回よりもさらに濃密な時間を過ごすことができました。
意見交換の後は,もちろん夜の酒場へ。与論島特産の黒糖焼酎による「与論献捧」のおもてなしもうけました。

ジオパークに県境は関係ありません。これからは与論島とも積極的に連携を図っていきます。
写真・文責: 比嘉啓一郎
私たちの目的は,現在進めているジオパーク構想の中で与論島との連携を図ること。つまり,与論の方々に沖縄のジオパーク活動を紹介し,地球科学的に共通点の多い与論島も「仲間」として一緒に活動を進めていきたいという気持ちを伝えにいったのです。
「地球科学的に共通点の多い」だけでなく,与論と沖縄島北部では,方言も非常に似ています。三山時代の与論島は,今帰仁グスクを拠点に沖縄島北部を支配していた「北山」の勢力下にあり,歴史的,文化的な繋がりも強いのです。また,沖縄の本土復帰以前は,国境の島として沖縄島最北端の辺戸と様々な交流を行っていました。
与論グスクから沖縄島を望む(島の右端が辺戸岳のカルスト地形)
与論島ではちょうど「ヨロンサンゴ祭り」が開催されており,盛大な花火が我々を迎えてくれました。
事前にアポを取っていた与論町役場を訪れたところ,偶然,地元で観光ガイドを行っている方にお会いする機会に恵まれ,1時間という短い時間の中で濃密な意見交換を行いました。そして,より多くの方にジオパーク活動を紹介してほしいとのことで,16・17日に再び与論島を訪れることになりました。16日夜には,役場や観光協会,地元のガイド関係者など十数名の方々にお集まりいただき,説明会&意見交換会を行いました。
ここでは,初めて聞くであろう「ジオパーク」への積極的な姿勢,さらに「ジオ」そのものへの関心の高さを感じることができ,前回よりもさらに濃密な時間を過ごすことができました。
意見交換の後は,もちろん夜の酒場へ。与論島特産の黒糖焼酎による「与論献捧」のおもてなしもうけました。
ジオパークに県境は関係ありません。これからは与論島とも積極的に連携を図っていきます。
写真・文責: 比嘉啓一郎
Posted by ryukyugeo at 20:00│Comments(0)
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